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Anesth1975

Author:Anesth1975
麻酔科医です。

健診でIgA腎症が発覚。

医者が患者の立場になってみて初めてわかったこと、感じたことなどを綴っていこうと思います。

'13.12.10 腎臓内科初診
'13.12.17 腎生検目的で入院
'13.12.18 腎生検 
'13.12.21 退院 食事制限開始
'14.01.06 診断確定
'14.01.29 扁摘パルス目的で入院
'14.01.30 口蓋扁桃摘出
'14.02.05 パルス1クール開始
'14.02.12 パルス2クール開始
'14.02.19 パルス3クール開始
'14.02.21 退院 → 4週毎の外来受診
'14.11.04 食事制限解除
'14.12.02 寛解のお言葉を頂戴する
'15.01.27 外来受診8週毎に
'15.09.09 外来受診12週毎に

現在の処方 '14.12.02〜
 オルメテック(20mg) 1錠
 ノルバスク(5mg)1錠

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麻酔科医が麻薬を所持していた事件について
今晩はとある診療所にて、内科医として当直勤務しております。
先ほどテレビを見ていたら、埼玉県の病院の麻酔科医が医療用麻薬を不法所持して逮捕されたという報道を観ました。

「フェンタニル」という麻薬を手術中に自身に注射しているところを目撃されて発覚し、カバンの中からも注射器に入ったフェンタニルが発見されたとか。

フェンタニルという薬は強力な鎮痛作用を持ついわゆる「麻薬」で、麻酔科医は非常に多用します。手術中の管理や手術後の鎮痛のためにはとても重宝する薬剤で、我々麻酔科医にとってなくてはならない薬といっても過言ではありません。鎮痛作用が主ですが、鎮静作用や呼吸抑制作用も併せもちます。
注射薬と貼付薬がありますが、我々が多用するのは注射薬です。

麻薬の管理・投与は麻薬取締法という法律で厳格に規定されており、また麻薬を投与するには医師免許だけではなく「麻薬施用者」の免許が必要になります(医師であれば都道府県知事に申請することで得られます)。

注射薬の麻薬を使用する場合、ガラス容器(アンプルといいます)から注射器に移してから用い、空になったアンプルも捨ててはいけません。注射器に移した麻薬も余った分は残しておき、所定の伝票に使用量と残量を記載して、注射器に残った残液と空アンプルとともに薬局(この場合は病院内の薬剤を扱う部署の意)に返却しなければなりません。

ではこの麻薬を不正に持ち出すことは可能なのか?と問われれば、残念ながら答えはイエスとなってしまいます。麻酔記録に記載された投与量と、伝票に記載された投与量・残量、注射器に残った残液、この3者に矛盾がなければ問題にならないのです。つまり実際の投与量よりも多く投与したことにして記録を記載し、その分を別の注射器に入れてポケットに入れてしまえば、もうわかりません。ましてや無色透明・無臭の液体ですから、それが麻薬であると確認する術はほぼありません。

ネットニュースに寄せられたコメントを見ていると、「患者に投与せずに自身に使っていたなんて、その患者は十分な麻酔をかけてもらえなかったのではないか」と考える方が多いようですが、おそらくそれはないでしょう。患者さんには十分な量を投与しつつ、さらに多く投与したことにしたと考えた方が自然です。

持ち出そうと思えば持ち出せる麻薬ですが、そんなことをしようなんて思ったこともありませんし、とてもではありませんが自分に射ちたいとは思いません。なぜ自分に射とうと思うのか、理解ができません。

こういう事件が起こると、我々善良な(?)医療従事者まで疑いの目で見られてしまいます。
まったく迷惑な話です。


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麻酔科医として | 23:22:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
42歳
3日すぎてしまいましたが、2月17日は42回目の誕生日でした。
私はFaceBookを利用していますが、多くの友人からおめでとうと言ってもらえるのは、この歳になっても悪い気はしませんね。

誕生日当日は妻がケーキを用意してくれました。3歳の長男は誕生日というものがまだ理解できていないと思いますが、一緒にローソクを消して、ケーキを食べて大喜びです。

この季節になると、扁摘パルスで入院していた頃のことを思い出します。あれから3年が経ちました。39歳の誕生日を病室で迎えたものでした。職員として入院したおかげで個室に入れてもらえて、不謹慎ながら楽しい入院生活でした。
ステロイドを点滴する日は全く眠くならず、毎晩のようにソチオリンピックを観ていたものでした。そして来年はまた冬季オリンピックの年ですね。月日の経つのは速いものです。


日常(寛解後) | 19:29:07 | トラックバック(0) | コメント(0)